【宇治市の耐震リフォーム・リノベーション】地震に備えて安心して暮らすための方法と費用相場
目次
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。
近年、大規模地震への備えとして「住まいの耐震性を高めたい」というご相談が増えています。
特に築30年以上の木造住宅では、旧耐震基準のまま建てられているケースが多く、実際に宇治市でも耐震診断の結果「震度6以上で倒壊の恐れあり」と判定される家が少なくありません。
この記事では、宇治市での耐震リフォーム・リノベーションについて、費用相場・補助金・施工事例・成功のポイント を詳しくご紹介します。
なぜ耐震リフォームが必要なのか
- 1981年以前の建物は「旧耐震基準」で建てられており、大地震で倒壊リスクが高い
- 1981~2000年頃の建物でも、壁量不足や劣化で強度が不十分な場合がある
- 南海トラフ巨大地震など、将来的な発生が予測される地震に備える必要がある
👉 宇治市内でも木造住宅や団地型住宅は築40年超えが多く、早めの耐震対策が安心につながります。

耐震リフォームでできること
1. 耐震診断
- 専門家が建物の図面・現地調査を行い、強度を数値化
- 倒壊のリスクを「安全」「やや不安」「倒壊の恐れあり」などで判定
2. 耐震補強工事
- 壁の補強:筋交い・耐震パネルを追加
- 基礎補強:ひび割れ補修・鉄筋コンクリートで補強
- 金物補強:柱や梁の接合部を金物で固定
- 屋根軽量化:瓦屋根を軽くして建物の負担を減らす
3. リノベーションと合わせた耐震強化
- 間取り変更と同時に壁や柱を補強
- 水回りや断熱改修と同時に行えば効率的
耐震リフォームの費用相場
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
耐震診断 | 10万~20万円 |
部分的な耐震補強(壁・基礎など) | 50万~150万円 |
屋根の軽量化 | 80万~200万円 |
全面的な耐震補強 | 150万~300万円 |
リノベーション+耐震改修 | 800万~1500万円 |
👉 ポイントは「どこまで補強するか」。診断の結果に応じて、最小限の補強から全面改修まで幅広い選択肢があります。
宇治市での補助金制度
宇治市では、木造住宅の耐震改修に対して補助制度が用意されています。
- 耐震診断費用の助成:上限あり(申請条件あり)
- 耐震改修工事の補助:工事費の一部を助成
- 省エネ改修とセットで利用可能な場合も
👉 詳細は年度ごとに変わるため、工務店を通じて確認・申請するのがおすすめです。
施工事例
事例① 築38年の木造住宅
- 耐震診断の結果「倒壊の恐れあり」判定
- 基礎補強+壁補強+屋根軽量化を実施
- 工事費:約260万円(補助金利用で実質200万円以下に)
事例② 築42年の木造住宅
- 間取り変更と合わせて耐震補強
- リビングを広げつつ耐力壁を追加
- 総額:約1200万円(リノベーション+耐震工事)
耐震リフォーム成功のポイント
1. 診断から始める
「補強が必要かどうか」を感覚ではなく数値で把握することが大切です。
2. 他の工事とセットで行う
- 間取り変更や断熱工事と同時に実施すると効率的
- 足場代・工期がまとめられてコストダウン
3. 補助金を活用する
- 耐震工事は費用が大きくなりがちですが、補助金利用で大幅に軽減可能

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まとめ|地震に強い家で安心の暮らしを
築30~40年の家は、耐震性能に不安が残るケースが多いため、耐震リフォームが安心につながります。
耐震診断→部分補強→全面改修まで幅広い選択肢がある中で、宇治市の補助金を活用すれば費用負担を軽減できます。
安心して暮らすためには「まず診断から」が第一歩です。
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