【保存版】リフォームで気を付けること|後悔しないためのチェックポイントとは?
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。
「せっかくリフォームするのに、あとから『こうしておけばよかった』と後悔したくない」
そんな思いをお持ちの方へ、今回はリフォームで気を付けるべきことをわかりやすくまとめました。
部分的な設備交換から、間取り変更をともなうフルリノベーションまで。失敗しないために押さえておきたいポイントを解説します。
目次
1. リフォームでよくある後悔とは?
まずは、実際にあった「リフォームの後悔例」をご紹介します。
- ・「安さで決めたら、工事後の不具合に対応してもらえなかった」
- ・「デザイン重視で選んだキッチン、収納が全然足りなかった」
- ・「予算ギリギリでお願いしたら、途中で追加工事費が発生した」
- ・「断熱リフォームをしたのに、窓がそのままで冬寒いまま」
…こうした声は、事前にポイントを押さえておけば避けられるケースも多いのです。

2. リフォーム全体に共通する「気を付けること」
① 目的を明確にする
まず大切なのは、「なぜリフォームをしたいのか?」という目的の明確化です。
- ・老朽化への対応(床や屋根の劣化など)
- ・子どもの成長に合わせた間取り変更
- ・将来のためのバリアフリー化
- ・光熱費削減のための断熱強化
目的があいまいだと、どの部分にどれだけ費用をかけるべきか判断できず、ブレたプランになりがち。打ち合わせ前に一度、家族で優先順位を整理してみましょう。
② 予算に「ゆとり」を持たせる
リフォームでは、解体してみないと分からない部分も多く、追加工事が発生しやすいのが実情です。
そのため、工事費の1割〜2割程度は「予備費」として見ておくと安心です。
また、工務店に相談する際は「全体予算の上限」と「絶対にやりたいこと」をセットで伝えると、現実的なプランが立てやすくなります。
③ 信頼できる会社を選ぶ
「どこに頼むか」で仕上がりも大きく変わります。選ぶ際は、以下をチェックしましょう。
- ・施工実績があるか(とくに同じような規模・内容)
- ・担当者の説明が丁寧か、質問に誠実に答えてくれるか
- ・アフターフォロー体制が整っているか
- ・見積もり内容が分かりやすいか
価格だけで判断せず、信頼できる人が担当してくれるかどうかに注目しましょう。
3. 部分リフォームで注意すべきポイント
ここからは場所別に「ここに注意!」という実践的なチェックポイントをご紹介します。
◆ キッチンリフォーム
✔ 配管位置を確認する
シンクやコンロの位置を動かすと、配管工事が発生し費用アップの要因に。既存位置を活かしたプランだとコストを抑えやすいです。
✔ 収納と動線を優先
見た目重視でオープンキッチンにしても、収納が足りなければ不便に。パントリーの確保やゴミ箱スペースの配置まで、暮らしの流れを考えた設計を。
◆ 浴室リフォーム
✔ サイズと断熱性能に注意
寒い地域や築年数の古い家では、断熱性能の高いユニットバスを選ぶと快適性が大きく向上します。
✔ 換気・カビ対策も必須
浴室は湿気がこもりやすい場所。24時間換気や浴室乾燥機の導入も検討すると◎。
◆ トイレ・洗面リフォーム
✔ 床材の耐水性
水が飛びやすい場所では、クッションフロアやタイル材などの防水性に優れた素材を選びましょう。
✔ 将来のバリアフリーも視野に
トイレ空間に手すりを取り付けられる下地を用意しておくなど、数年後を見据えた設計にしておくと安心です。

4. フルリノベーションならではの注意点
全面的に間取りを変えたり、設備や断熱性能まで一新する「フルリノベーション」。その分、気を付けるべき点も増えます。
① 構造の安全確認は最優先
築年数が古い場合は、まず耐震診断・劣化診断から。
「表面はきれいでも、構造が傷んでいた」というケースはよくあります。
とくに注意したいのは以下の項目:
- ・基礎や土台のひび割れ
- ・シロアリ被害
- ・雨漏りや腐食
ここを後回しにすると、完成後のトラブルや修繕費の負担が重くなります。
② 間取り変更には構造への配慮が必要
「壁を抜いて広くしたい!」と思っても、それが耐力壁(建物を支える壁)だった場合、無理に撤去すると建物の強度が落ちます。
→ 構造に詳しい設計士や、経験豊富な工務店に相談することが非常に大切です。
③ 断熱改修は「窓」が重要
壁や床・天井の断熱はもちろんですが、熱の出入りが大きいのは実は「窓」。
古い窓のままでは、せっかくの断熱改修の効果も半減します。
→ 内窓設置や高断熱サッシへの交換も検討することで、冬の寒さ・夏の暑さを軽減できます。
5. 工事前後に気を付けたいこと
● 契約内容は細かく確認を
- ・工期や支払いスケジュール
- ・使用する設備の型番や仕様
- ・追加工事が発生した場合の費用条件
→ これらが曖昧なままだと、「言った・言わない」トラブルに発展することもあります。
不安なことは必ず書面で残すようにしましょう。
● 住みながらの工事は想像以上に大変
「キッチンが使えない期間がある」「ほこりがすごい」「騒音が毎日」というように、暮らしながらのリフォームにはストレスも。
→ 内容によっては、仮住まいを検討する方が結果的に快適&効率的な場合もあります。
まとめ|“段取りと相性”がリフォーム成功のカギ
リフォームは「設備を入れ替えれば終わり」ではありません。
目的をはっきりさせること、信頼できるパートナーを見つけること、暮らしにフィットしたプランを立てること――それらが重なって、満足のいく住まいづくりが実現します。
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