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【完全ガイド】リフォームで固定資産税は減額できる?仕組みと2025年最新制度を解説

宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。

住宅の維持やリフォームを考えるとき、多くの方が気になるのが「税金」の問題。
その中でも特に「固定資産税が減額されるって聞いたけど本当?」「リフォームでどんな工事が対象になるの?」という疑問を持つ方が多いです。

この記事では、リフォームと固定資産税減額の仕組みをわかりやすく解説します。2025年最新の制度も含めてまとめました。


固定資産税とは?基本をおさらい

  • 毎年1月1日時点で土地・建物を所有している人に課税される市町村税
  • ・税額は、原則「固定資産税評価額 × 1.4%(標準税率)」で算出
  • ・新築住宅や特定のリフォーム工事を行うと、一定期間「減額措置」が受けられる場合がある

👉 ポイントは「工事の種類」と「要件」を満たすことです。


リフォームで固定資産税が減額されるケース

1. 耐震リフォーム

  • 昭和57年1月1日以前から所在する家屋が対象
  • ・この住宅に対して耐震改修工事を行い、現行の耐震基準に適合させた場合、翌年度の固定資産税が最大1/2に減額(1年間)
  • ・工事費が50万円以上であること

(参考:耐震改修に係る固定資産税の減額措置|国土交通省


2. バリアフリーリフォーム

  • ・対象となるのは以下のいずれかに該当する住宅
    • 65歳以上の人が住んでいる
    • 要介護・要支援認定を受けている人が住んでいる
    • 障がい者が住んでいる
  • 新築後10年以上を経過した住宅であること
  • ・対象工事:
    • 廊下の幅を広げる
    • 手すりの設置
    • トイレの改修
    • 段差の解消 など
  • 工事費が50万円超で、床面積が50㎡以上280㎡以下の住宅が対象
  • ・減額内容:翌年度分の固定資産税が3分の1減額(1年間)

(参考:バリアフリー改修に係る固定資産税の減額措置|国土交通省


3. 省エネリフォーム

  • 新築後10年以上を経過した住宅であること
  • ・床面積が50㎡以上280㎡以下
  • ・工事費が 60万円超(窓の断熱改修のみの場合は30万円超)
  • ・改修内容の例:
    • 窓の断熱改修(内窓設置・複層ガラス化など)
    • 床、天井、壁への断熱材施工
    • 太陽光発電設備の設置
  • ・国や自治体の補助金を受けている場合は、その額を控除した金額で要件を満たす必要あり
  • ・減額内容:翌年度の固定資産税(家屋部分)が3分の1減額(1年間)

(参考:省エネリフォーム|国土交通省


減額措置を受けるための流れ

  1. 1.リフォーム工事を計画
    → 対象となるかどうか、工務店に確認
  2. 2.工事完了後に市町村へ申請
    • 必要書類:工事証明書(施工業者が発行)、領収書の写しなど
  3. 3.市町村が現地確認や審査
  4. 4.翌年度の固定資産税から減額が反映

👉 申請期限は工事完了から3か月以内が多いので注意が必要です。


減額措置を受けられない工事例

  • ・外壁の塗装や屋根の葺き替えなど「原状回復のみ」の工事
  • ・キッチンや浴室のデザインリフォーム(バリアフリーや省エネ性能が伴わない場合)
  • ・カーポートや外構工事

つまり、「資産価値を上げる工事」ではなく「住環境を改善する社会的意義のある工事」が対象です。

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【表で整理】リフォームと固定資産税減額の対象一覧

工事の種類主な内容減額割合減額期間主な条件
耐震リフォーム耐震改修工事1/21年間昭和57年1月1日以前から所在する家屋、工事費50万円以上
バリアフリー手すり・段差解消・トイレ改修等1/31年間新築後10年以上経過、工事費50万円超、床面積50~280㎡
省エネ窓改修・断熱改修・太陽光設備等1/31年間新築後10年以上経過、工事費60万円超(窓のみ30万円超)、床面積50~280㎡

2025年の最新情報

  • ・国の住宅省エネ2025キャンペーンにより、補助金と組み合わせられるケースあり
  • ・固定資産税の減額措置は、当面「2026年3月末」まで
  • ・宇治市・城陽市でも国の制度に準じて申請可能

👉 減税と補助金をダブルで活用できるのが大きなメリットです。

✅補助金や減税措置は、打ち切りや年度で大きく内容が変わることがあります。最新情報をご確認ください。


まとめ:リフォームで賢く税負担を減らす

  • 耐震・バリアフリー・省エネリフォームは、固定資産税減額の対象
  • 工事費や申請条件を満たすことが重要
  • 補助金と組み合わせれば、実質的な負担は大きく下げられる
  • 宇治市・城陽市でも利用可能

📩 リフォーム・リノベーションのご相談はスタッツリビングへ

スタッツリビングカンパニーでは、リフォーム費用のシミュレーションから、固定資産税減額の申請サポートまで一貫対応しています。

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