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キッチンリフォームでよくある失敗例と後悔しないためのポイント
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリフォームを手掛けるスタッツリビングカンパニーです。
「キッチンをリフォームしたい!」と思っても、実際に工事をした方からは、
- ・「もう少し考えればよかった…」
- ・「使いにくくて後悔している」
といった声が少なくありません。
この記事では、キッチンリフォームでよくある失敗例を具体的に取り上げながら、後悔しないためのポイントをまとめます。
目次
失敗例① 動線が悪くて使いにくい
よくある状況
- ・冷蔵庫とシンクが遠い
- ・ゴミ箱の置き場がなく、通路がふさがる
- ・食器棚とカウンターの間が狭く、人がすれ違えない
対策
- ・「冷蔵庫・シンク・コンロ」を三角形に配置する「ワークトライアングル」を意識
- ・ゴミ箱や家電の置き場も含めた動線設計
- ・家族で一緒に立つシーンも想定してスペースを確保

失敗例② 収納が足りない・使いにくい
よくある状況
- ・吊戸棚が高くて使えない
- ・大きな鍋や調理家電が入らない
- ・見た目重視で収納量が不足
対策
- ・使用頻度に合わせた収納配置(毎日使う物は腰〜目の高さ)
- ・パントリーや可動棚で余裕を確保
- ・奥行きの深い収納は引き出しタイプにして取り出しやすく
失敗例③ コンセントの位置が不便
よくある状況
- ・家電を使うたびに延長コードが必要
- ・アイランドキッチンにコンセントを付け忘れ
- ・電子レンジや炊飯器の熱で、隣の壁が汚れる
対策
- ・調理家電の置き場を決めてからコンセント配置
- ・アイランド・カウンターには床下配線も検討
- ・掃除機やスマホ充電用にサブコンセントもあると便利
失敗例④ 採光・換気が不十分
よくある状況
- ・昼でも暗いキッチン
- ・換気扇の位置が悪く、ニオイがこもる
- ・窓がなく結露やカビが発生
対策
- ・南側や天窓から採光を確保
- ・高性能レンジフードの採用
失敗例⑤ デザイン重視で使い勝手が悪い
よくある状況
- ・流行りのアイランドキッチンにしたが、油はねや掃除が大変
- ・光沢のある素材を選んだら指紋や汚れが目立つ
- ・見た目は良いが収納不足
対策
- ・ショールームで実際に体感する
- ・見た目とメンテナンス性を両立させる素材を選ぶ
- ・「毎日の使いやすさ」を最優先に考える
失敗例⑥ 照明計画を忘れて暗い
よくある状況
- ・ダウンライトだけで手元が暗い
- ・コンロやシンクに影ができる
- ・電球色で料理が美味しそうに見えない
対策
- ・手元灯や間接照明を追加
- ・色温度は昼白色(自然な明るさ)を基本に
- ・調光・調色できる照明にすると多用途に対応

失敗例⑦ 費用オーバー
よくある状況
- ・おしゃれな設備を追加して予算オーバー
- ・工事中に「ついでにここも直したい」と追加工事が増える
- ・安さだけで選んだ結果、耐久性が低くて再リフォームが必要に
対策
- ・事前に「必須」と「優先度低い」を分けて整理
- ・見積りは複数案で比較
- ・長期的にコストを抑えるなら耐久性・メンテ性を優先
失敗例⑧ サイズ感が合わない
よくある状況
- ・通路が狭くて冷蔵庫の扉が全開できない
- ・キッチンカウンターが高すぎて使いづらい
- ・オーブンや食洗機が大きすぎて圧迫感
対策
- ・使う人の身長に合わせた高さを選ぶ(キッチンは身長÷2+5cmが目安)
- ・冷蔵庫・家電のサイズを先に決めてから設計
- ・将来買い替える可能性のある家電も想定
後悔しないために大切なこと

キッチンリフォームの失敗の多くは「事前の想定不足」と「全体のバランス不足」から起こります。
- ・家族の暮らし方を踏まえた動線
- ・家電・収納・照明・換気を含めたトータル設計
- ・プロに相談しながら現実的な予算配分
この3つを押さえれば、失敗は大幅に減らせます。
まとめ
キッチンリフォームのよくある失敗は、
- 1.動線の悪さ
- 2.収納不足
- 3.コンセント位置
- 4.採光・換気不足
- 5.デザイン先行
- 6.照明計画の不足
- 7.費用オーバー
- 8.サイズ感のミスマッチ
どれも「よくある後悔」ですが、事前の計画と工務店のサポートで防げます。
ご相談ください
スタッツリビングでは、300棟以上の施工経験を持つ大工棟梁が、動線・収納・採光まで考えたキッチンリフォームをご提案しています。
宇治市・城陽市・京田辺市エリアでリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。