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一戸建ての実家をバリアフリーリフォームするポイント|費用・補助金・成功のコツを徹底解説

宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリフォームを手掛けるスタッツリビングカンパニーです。

築年数の経った実家に住む親御さんのために、あるいは自分自身が将来安心して暮らせるように、バリアフリーリフォーム を検討する方が増えています。

特に「一戸建ての実家」をリフォームする場合、

  • ・階段や玄関などに段差が多い
  • ・浴室やトイレが古く、滑りやすい
  • ・廊下や出入口が狭く、車椅子や介助に不便
    といった課題が多く見られます。

この記事では、実家をバリアフリーリフォームする際に知っておくべきポイント を、失敗例・費用・補助金制度も交えながら、わかりやすく解説します。


実家をバリアフリー化する必要性

高齢化と家庭内事故

厚生労働省のデータによれば、高齢者の事故の多くは「家庭内」で発生しており、特に「転倒・転落」が大きな割合を占めています。

築30年以上の戸建住宅では、段差や急な階段、断熱性の低い浴室などがそのまま残っているケースが多く、事故のリスクが高まります。

同居や介護を見据えた準備

  • ・「親と子世帯が一緒に暮らすため」
  • ・「将来の介護に備えるため」
  • ・「入院や介護施設に頼らず、住み慣れた家で暮らすため」

こうした背景から、バリアフリーリフォームは「安全性」と「安心」を両立するために重要な工事といえます。

二世帯住宅のリフォーム・リノベーションなら宇治市の工務店スタッツリビングカンパニーへ

一戸建てバリアフリーリフォームの主な箇所

1. 玄関まわり

  • ・段差をスロープに変更
  • ・手すりを設置
  • ・引き戸に交換して車椅子でも出入りしやすく

特に玄関の段差はつまずき事故の大きな原因。雨の日でも滑りにくい素材を選ぶと安心です。


2. 廊下・室内動線

  • ・敷居や段差をなくす
  • ・廊下幅を90cm以上に拡張(車椅子対応なら1m以上)
  • ・廊下や曲がり角に手すりを設置

移動がスムーズになることで、転倒リスクを大幅に減らせます。


3. トイレ

  • ・和式から洋式トイレへの変更
  • ・引き戸にして出入りをしやすく
  • ・立ち座りを補助する手すりや背もたれ

将来的に介助が必要になったときのために、トイレスペースを広げておくのもおすすめです。


4. 浴室

  • ・浴槽のまたぎを低くする(40〜45cmが理想)
  • ・床材を滑りにくいものに変更
  • ・浴室暖房乾燥機で冬のヒートショックを予防
  • ・出入口の段差解消

浴室は高齢者事故が最も多い場所の一つ。断熱と安全性を両立したリフォームが欠かせません。

宇治市で浴室のバリアフリーリフォームなら工務店のスタッツリビングカンパニー

5. 階段

  • ・手すりを両側に設置
  • ・滑り止め付きの踏板に変更
  • ・勾配が急な場合は掛け替えや昇降機設置も検討

介護を見据えるなら、将来的に1階で生活を完結できる間取りへの変更も視野に入れましょう。


6. キッチン・ダイニング

  • ・車椅子でも使いやすい高さに調整
  • ・出入口の段差をなくす
  • ・引き出し式収納で取り出しやすく

「家事を続けたい」という高齢者の意欲を支えるために、無理のない高さや配置を整えることが大切です。


7. 外回り

  • ・アプローチにスロープを設ける
  • ・段差をゆるやかな階段に変更
  • ・照明を増やして夜間の安全性を確保

庭や駐車場から玄関までの動線を安全にすることで、日常生活の行動範囲が広がります。


バリアフリーリフォームの費用目安

工事内容費用の目安
手すり設置(廊下・階段など)2万〜5万円/1か所
段差解消(玄関・敷居など)5万〜20万円
トイレ改修(洋式化+手すり)20万〜50万円
浴室リフォーム(安全仕様)80万〜150万円
玄関スロープ設置20万〜50万円
階段昇降機設置50万〜150万円以上

👉 ポイントは「単体工事ではなく、まとめて工事する方が効率的で費用も抑えやすい」ことです。


利用できる補助金制度

1. 介護保険の住宅改修費

  • ・上限18万円まで(自己負担は1〜3割・要件あり)
  • ・手すり設置・段差解消・洋式トイレ化などが対象

2. 自治体の助成制度

宇治市・城陽市・京田辺市でも、バリアフリー改修の補助金制度が整備されています。
例:高齢者住宅改修助成、耐震改修との併用 など。

3. 国の補助制度

  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 既存住宅省エネ化推進事業

👉 工務店に相談すれば、利用できる補助金を確認して最適な提案をしてもらえます。


実際によくある失敗と対策

失敗例① 使う人の身長や体格に合っていない

対策:キッチンや洗面台の高さは「身長÷2+5cm」が目安。

失敗例② 介護を想定していなかった

対策:ベッドや車椅子を入れるスペース、トイレや浴室の広さも将来を考慮。

失敗例③ 部分的にしかリフォームしなかった

対策:玄関だけ、浴室だけでは不十分。動線全体で安全性を考えることが重要。

失敗例④ 補助金を知らずに自己負担が増えた

対策:着工前に必ず補助制度を調べ、申請手続きを行う。


工務店に相談するメリット

リフォームの相談なら工務店のスタッツリビングカンパニーへ
  • ・実家の現状を見たうえで「本当に必要な工事」を提案できる
  • ・将来の介護や同居まで見据えた間取り提案ができる
  • ・補助金申請のサポートも可能
  • ・地元の工務店なら、施工後のアフターフォローも安心

まとめ

一戸建ての実家をバリアフリーリフォームすることで、

  • ・高齢の親が安心して暮らせる
  • ・将来の介護にも対応できる
  • ・補助金を活用すれば費用負担も抑えられる

という大きなメリットがあります。

リフォームは部分的ではなく、住まい全体の動線を考えてトータルで計画すること が大切です。


ご相談ください

スタッツリビングでは、 介護保険や自治体補助金を活用したバリアフリーリフォーム の実績が豊富です。
「実家を安全に住みやすくしたい」「将来を見据えて準備したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

👉 実家のバリアフリーリフォーム相談はこちら

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