リノベーション ブログ
BLOG

スタッフブログ

中古マンションのリフォームで失敗しないために|事前に知っておきたい7つの注意点

中古マンション リノベーション

宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。

中古マンションを購入して「自分らしい住まいにリフォームしたい」と考える方が増えています。
ですが、「こんなはずじゃなかった…」という失敗談も少なくありません。

今回は、中古マンションのリフォームを成功させるために知っておくべき7つの注意点をお伝えします。


注意点①|マンション特有の「管理規約」を必ず確認

マンションには、住民同士が快適に暮らすためのルール=管理規約があります。

リフォームに関しても、以下のような制限があることがよくあります。

  • フローリング材の遮音等級(LL45以上など)の指定
  • 間取り変更の可否(特に水回り移動NGのケース)
  • 工事時間・工事方法の制限
  • 窓や玄関ドアなど「共用部分」の改修不可

🔍事前確認が甘いと、せっかくのプランが却下される可能性も…!
購入前やリフォーム相談の初期段階で、管理組合への確認をおすすめします。

宇治市でリノベーションなら工務店のスタッツリビングカンパニー

注意点②|築年数によって「想定外の修繕費」が発生することも

築20年以上の中古マンションでは、下記のようなトラブルが起こることもあります。

  • 給排水管の老朽化(サビ・漏水)
  • 下地や躯体の劣化(シロアリ・腐食など)
  • 断熱性能や防音性能の不足

これらは見えない部分にあるため、解体して初めて分かることも少なくありません。
余裕を持った予算設定と、現地調査を徹底することが大切です。


注意点③|水回り(キッチン・浴室など)は自由に移動できないことが多い

戸建てと違い、マンションでは配管ルートが限られているため、

  • キッチンの位置変更
  • 洗面台やトイレの移動
  • 浴室サイズの拡張

といった改修が構造的に難しいことがあります。
特に「直床構造」の物件では、排水管勾配を取れず移動不可な場合もあります。


注意点④|構造によって「壊せない壁」がある

リフォームで間取りを変更したい場合、**構造壁(耐力壁)**に注意が必要です。

  • コンクリート造の「壁式構造」では、壊せない壁が多く、自由度が低い
  • 一方「ラーメン構造」は、柱と梁で構成されており、間取り変更しやすい

希望のプランが叶うかどうか、構造チェックを事前に行うことがポイントです。


注意点⑤|見た目以上に「共用部分の劣化」にも注意

玄関ドア、窓サッシ、バルコニーの床などは共用部分扱いとなり、基本的に個人でリフォームできません。

築古物件では、こうした部分が劣化していることも多いため、

  • 修繕積立金で補修が予定されているか
  • 管理体制が整っているか

といった点も物件選びの大きな判断材料になります。


注意点⑥|間取りの工夫が快適さを左右する

中古マンションのリフォームでは「広く見せる・使いやすくする」工夫が求められます。

  • 廊下をなくしてLDKを広く
  • 和室を洋室化し、間仕切りをオープンに
  • 対面キッチンや回遊動線の導入

ただし、構造・配管の制約があるためリフォーム経験豊富な会社での設計が重要です。


注意点⑦|工事できる範囲・時間に制限がある

マンションリフォームでは、以下のような制限があります。

  • 工事は平日の昼間のみ(夜間・日曜は不可)
  • エレベーター・共有通路の使用申請
  • 騒音作業の制限(コア抜き工事など)

「やりたい工事ができるかどうか」だけでなく、近隣への配慮と調整力も工務店選びのカギとなります。


リフォーム会社との打ち合わせで失敗しないためのコツ

リフォームを成功させるには、打ち合わせ段階のコミュニケーションが非常に重要です。

✅ 予算上限と優先順位をはっきりさせる

「全部やりたい!」と希望を詰め込んでも、予算をオーバーしてしまうことがほとんど。あらかじめ、

  • 絶対にやりたいこと(例:LDKの広さ、断熱)
  • できればやりたいこと(例:キッチンのグレードアップ)
  • 後回しでもよいこと(例:収納棚の設置)

など、優先順位の整理をしておくと、無理のないリフォーム計画が立てられます。

✅ 生活動線や家具配置まで想定する

図面上ではスッキリしていても、実際に住んだときの動線や家具配置がうまくいかないこともあります。リフォーム会社との打ち合わせでは、

  • ベッドやダイニングテーブルの寸法
  • ゴミ箱、洗濯物干し場の位置
  • 掃除しやすさや動線の被り

など、「生活のリアル」まで一緒に検討してもらうのが理想です。


中古マンションリフォームに使える補助金・制度(2025年版)

2025年現在、リフォーム時に活用できる補助金や税制優遇もあります。条件や内容は自治体・年度によって異なりますが、以下の制度が代表的です。

制度名内容上限額
こどもエコすまい支援事業(※高齢者世帯も対象)断熱、節水、省エネ設備導入に対する補助最大60万円
宇治市・城陽市の住宅改修補助バリアフリー・耐震・省エネ改修など上限10~30万円程度(内容により変動)
住宅ローン減税一定の条件を満たせば、住宅ローンの年末残高の一部を所得税から控除年最大14万円程度×13年

補助金は着工前の申請が必須なことがほとんどです。リフォーム会社に「使える制度はありますか?」と最初に確認しておくと、使い損ねを防げます。


リフォームは「技術」と「聞く力」のある工務店に

中古マンションのリフォームは、構造や規約、音、予算など複雑な要素が絡み合うため、知識と経験が不可欠です。さらに、「お客様の思いを丁寧にくみ取る力」も大切。

スタッツリビングカンパニーでは、中古物件の購入前相談から、図面づくり、補助金申請、完成まで一貫サポートいたします。


まずは無料相談からスタートしませんか?

「このマンション、理想の間取りにできる?」「どこまで直せる?」など、初期段階のご相談も大歓迎です。

▶︎ 中古マンションリフォームの無料相談はこちら

SHAREシェアする

ブログ一覧

© 2024 株式会社stats living company