中古マンションリノベーションで失敗しないために ― 注意すべきポイントまとめ
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。
中古マンションをリノベーションして、自分らしい空間に住みたい――そんな希望をお持ちの方も増えています。
ですが、中古マンションのリノベーションには事前に知っておくべき注意点がいくつもあります。この記事では、後悔しないためのチェックポイントを、プロの視点から分かりやすく解説します。
目次
1. 物件選びで気をつけたいこと
✅「リノベ向き物件」は限られている
すべての中古マンションがリノベに適しているとは限りません。次の点をチェックしましょう。
- ・構造が「スケルトン対応」か(壁式構造だと間取り変更が難しい)
- ・水回りの移動が可能か(排水経路の制限に注意)
- ・築年数と管理状態が良好か(古すぎると配管交換が必須)
✅ 管理組合のルールを確認
マンションには管理規約があります。たとえば…
- ・床材に制限がある(遮音等級規定あり)
- ・工事可能な時間帯が決まっている
- ・窓や玄関扉の交換は不可
事前に管理規約と細則を取り寄せ、施工内容と照らし合わせることが重要です。

2. 中古マンションならではの「見えないリスク」
✅ 配管や躯体の劣化
築20〜30年を超える物件では、給排水管やガス管が劣化しているケースも。リノベ後の漏水トラブルを防ぐために、以下をチェックしましょう。
- インスペクション(建物診断)を行う
- 専有部配管の交換費用を予算に含める
- 配管の位置変更が可能か確認する
✅ 断熱・結露・カビ問題
マンションは断熱材が不十分な場合が多く、窓周辺の結露がカビの原因になることも。
- ・内窓(二重サッシ)設置の検討
- ・断熱性能の向上リノベを視野に
3. 工事で想定外の制約が出ることも
✅ 構造の制限により「希望の間取りにできない」
マンションの壁は撤去不可の耐力壁があることも。そのため、
- 「広いLDKにしたい」
- 「キッチンをアイランド型にしたい」
という希望が構造上できない可能性もあります。
→ 事前に工務店・リノベ会社に相談を。
4. 費用面の注意点
✅ リノベ費用+αがかかる
リノベ費用に加え、
- ・中古マンションの購入諸費用(仲介手数料、登記費用など)
- ・住宅ローン借入時のリノベ費用組み込みの可否
- ・仮住まい費用
も含めて資金計画を立てましょう。
✅ 安すぎる見積もりは要注意
「〇〇万円でフルリノベ」とうたう会社もありますが、品質や工事内容が不十分なことも。見積書では以下を確認:
- ・どこまでが含まれているのか
- ・断熱や配管、下地のやり替えは含まれているか
- ・グレードの低すぎる建材を使っていないか
5. リノベーションの流れと段取りも把握を
リノベは「思いつき」では進められません。
【リノベの流れ】
- 1.物件探し
- 2.プラン・設計打ち合わせ
- 3.解体・調査
- 4.工事着工
- 5.完成・引き渡し
→ 最短でも3〜4ヶ月以上はかかります。仮住まいが必要なケースも想定しましょう。

6. こんな時はプロに相談を!
以下のような人は、早い段階で工務店やリノベ会社に相談するのがおすすめです。
- ・どのマンションを買えば良いか分からない
- ・希望の間取りができるか知りたい
- ・ローンの組み方に不安がある
工務店なら、建築のプロとして構造や間取りの可否も判断できます。設計事務所や不動産会社とは違った“現場目線のアドバイス”が可能です。
スタッツリビングカンパニーでは「リノベ向き中古マンション探し」からサポート可能です
私たちは、これまで300棟以上建てた経験がある大工棟梁歴20年の大工社長による地域密着型の工務店です。
- ・大工棟梁歴20年の大工社長が直接相談に応じます
- ・中古物件選びの段階から同行可能
- ・リノベに適した構造かどうかも判断します
- ・住宅ローン&リフォームローンの一括相談にも対応
まとめ
中古マンションリノベは、自由度の高い住まいづくりができる反面、構造・規約・費用などの“落とし穴”もあります。
だからこそ、
「物件選び」と「信頼できるパートナー選び」が何よりも大切です。
【無料相談受付中】建築・リノベのプロに聞いてみませんか?
\ ご希望エリア・ご予算から一緒に考えます /
▶ 無料相談はこちらから