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玄関を引き戸にリフォームするメリットと費用|後悔しないためのポイント
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリフォームを手掛ける工務店のスタッツリビングカンパニーです。
玄関ドアは住まいの「顔」であり、毎日使う場所。開き戸から引き戸にリフォームすると、使い勝手が大きく変わります。
特に高齢のご家族や小さなお子さんがいるご家庭では、「開き戸が重くて出入りが大変」「車椅子やベビーカーが通りにくい」といったお悩みが多く聞かれます。
この記事では、玄関引き戸リフォームのメリット・デメリット・費用相場・失敗しないための注意点 を詳しく解説します。
目次
玄関引き戸の種類

片引き戸
- ・戸を片側にスライドさせて開けるタイプ
- ・スペースを有効活用できる
- ・比較的費用が抑えやすい
引き違い戸
- ・戸を左右にスライドさせて開けるタイプ
- ・戸を引き込むスぺースが必要ない
- ・和風住宅やバリアフリー住宅に人気
両引き戸
- ・左右の壁の方に戸を引き込むタイプ
- ・開口部が大きい
- ・戸を引き込むスペースが必要
引き戸リフォームのメリット
1. バリアフリー対応
- ・開き戸のように手前に引いたり押したりする必要がない
- ・車椅子やベビーカーでも出入りがスムーズ
- ・高齢者の転倒リスクを減らせる
2. 大きな荷物の出し入れがラク
- ・冷蔵庫・家具などの大型家電も搬入しやすい
- ・将来の介護ベッド搬入にも対応可能
3. スペースを有効利用
- ・開閉に場所を取らない
- ・狭い玄関ポーチでも動線がスムーズ
4. デザイン性
- ・伝統的な和風建築にも、モダンな洋風建築にも対応
- ・近年は「和モダン」の玄関引き戸が人気
5. 断熱・防犯性能の向上
- ・最新の引き戸は断熱性・気密性も高い
- ・鍵は2ロック式や電気錠に対応可能
デメリットと注意点
- ・開口部が広い分、断熱性・気密性が低い商品もある → 最新モデルで解決可能
- ・レール式は掃除が必要(ゴミや砂が詰まりやすい)
- ・壁を壊す工事が必要になる場合、費用が高額になる
👉 工務店に相談して「枠ごと交換」か「カバー工法」で済むかを見極めることが大切です。
玄関引き戸リフォームの費用相場
工事内容 | 費用目安 |
---|---|
カバー工法(壁を壊さず交換) | 25万〜50万円 |
枠ごと交換(大規模工事) | 50万〜100万円 |
デザイン性の高い特注引き戸 | 100万円以上 |
👉 工期は1日〜3日程度。工事方法によって金額が大きく変わります。

補助金は使える?
- ・介護保険の住宅改修費(要件あり)
→ 段差解消やバリアフリー目的の引き戸リフォームが対象になることも - ・自治体独自のリフォーム補助金(宇治市・城陽市でも実施例あり)
- ・国の住宅省エネ支援事業(断熱性能を高めるリフォームで対象になる場合あり)
👉 工務店に相談すると、使える制度を調べてもらえるので安心です。
よくある失敗例と対策
失敗例① 思ったより通路が狭い
→ 対策:設計段階で車椅子やベビーカーのサイズを確認。
失敗例② レールに砂やゴミが溜まって開けにくい
→ 対策:上吊り引き戸や、掃除がしやすいレール構造の商品を選ぶ。
失敗例③ 風の強い日に開閉しづらい
→ 対策:ストッパー付き、ソフトクローズ機能のある商品を選ぶ。
失敗例④ 断熱性が不足
→ 対策:複層ガラスや断熱仕様の引き戸にする。
工務店に依頼するメリット
- ・実家や築古住宅の玄関サイズに合わせた柔軟な対応が可能
- ・壁や構造に影響を与えず、最適な工法を提案できる
- ・補助金申請のサポートもしてもらえる
- ・地元工務店なら、施工後のメンテナンスも安心

まとめ
玄関を引き戸にリフォームすることで、
- ・出入りのしやすさ
- ・バリアフリー対応
- ・デザイン性の向上
- ・防犯・断熱性能の改善
といったメリットが得られます。
費用は工法によって変わりますが、補助金を活用すれば負担を軽減できます。
失敗しないためには、生活動線や将来の介護まで考えた設計 が欠かせません。
ご相談ください
スタッツリビングでは、 玄関引き戸リフォームのご相談から補助金活用までトータルでサポート しています。
宇治市・城陽市・京田辺市で玄関リフォームを検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。