築年数別に見る!中古マンションのリノベーション費用の目安とポイント
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店のスタッツリビングカンパニーです。
中古マンションを購入して、自分好みにリノベーションしたい――
そんな方が気になるのが「築年数によるリノベ費用の違い」。
実は築年数によって必要な工事の内容が変わるため、予算計画にも影響します。
この記事では、築年数ごとに必要なリノベーション費用の目安や工事のポイントをわかりやすく解説します。
目次
築年数別|リノベーション費用の目安一覧表
築年数 | リノベ費用の目安(70㎡前後) | 主な工事内容 |
---|---|---|
築10年未満 | 約300万〜500万円 | デザイン変更中心。設備はまだ新しい場合も多い |
築10〜20年 | 約500万〜800万円 | 水回り交換+内装全体+断熱補修も検討 |
築20〜30年 | 約700万〜1000万円 | 設備配管の全面更新+内装全面リノベ |
築30年超 | 1000万円〜(場合によっては1200万以上) | 配管・電気・断熱・間取り変更などフルスケルトン工事も |

【築10年未満】デザイン重視でコストを抑えやすい
この築年数では、
- ・水回り設備がまだ使えるケースもあり
- ・壁紙・床材・建具の交換など「表層リフォーム」でイメージを一新できる
💡ポイント:
・インテリア重視の「デザインリノベ」向き
・間取り変更は少なく、工期も短い傾向
【築10〜20年】劣化が目立ち始める。水回り刷新がカギ
この頃から
- ・キッチンやお風呂、洗面所の劣化が目立つ
- ・配管・換気など目に見えない部分にも注意が必要
💡ポイント:
・「水回りフル交換」が前提
・間取りを見直せば家事動線改善にもつながる
【築20〜30年】構造・設備ともに本格更新のタイミング
- ・配管の寿命(25〜30年)が近づき、水漏れリスクも
- ・壁内の断熱材の劣化や不足も見られることがある
💡ポイント:
・スケルトンリノベ(躯体だけを残して全面刷新)も視野に
・間取り変更でライフスタイルに合わせた空間へ
【築30年以上】フルリノベ前提。“構造チェック”も必須
- ・建築基準法が現代と異なる場合があり、耐震性に注意
- ・電気容量が足りないなど、インフラ整備も重要に
💡ポイント:
・中古マンションでも「安心して住める構造」であるか事前確認
・購入前インスペクション(建物調査)をおすすめします

築年数と費用だけじゃない!「どこまでやるか」が予算のカギ
例えば同じ築20年でも、
- ・「表層リフォームのみ」なら500万円前後
- ・「スケルトンリノベ」なら1000万円を超える
💡暮らしに合わせた“優先順位づけ”が大切です。
よくある質問|中古マンションリノベの費用とタイミング
Q:住宅ローンとリノベ費用はまとめられる?
→「リノベーション一体型ローン」や「リフォームローンの併用」で可能です。
※築年数やローン審査条件によって制限もあるため、事前相談を。
Q:中古購入とリノベのタイミングは?
→「購入前にプランを立てておく」と、スムーズに進行します。
購入後すぐに着工したい場合は、工務店に事前同行相談を依頼するのがおすすめ。
まとめ|築年数は“目安”、まずは暮らしの希望から
築年数はあくまで「工事の想定ライン」。
実際には、暮らし方・ご希望・将来設計によって最適なリノベは変わります。
「どこまで直すか?」「何を優先するか?」を整理しながら
私たちスタッツリビングカンパニーが、最適なリノベプランをご提案します。

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