築30年以上の一戸建てで「床がふわふわする」原因とリフォーム方法【宇治市・城陽市対応】
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。
築年数の経った木造住宅にお住まいの方から、よくこんなご相談をいただきます。
「最近、床がふわふわして沈む感じがある」
「床を歩くとミシミシ音がして不安…」
・そのままにしていて大丈夫?
・どこに頼めば見てもらえる?
・費用はどれくらい?
今回は、こうしたお悩みをお持ちの方向けに、「床がふわふわする」原因とその対策になるリフォーム方法をわかりやすくご紹介します。
目次
床がふわふわする原因とは?
「床がふわふわする」という症状の正体は、床材の表面だけでなく、その下にある「下地構造」が傷んでいることが多いです。
1. 床材(フローリング・畳など)の劣化
長年の使用で、床材そのものがたわんでいたり、接着剤が剥がれて浮いてきたりすることがあります。
2. 根太(ねだ)や大引きなどの下地の老朽化
床の下には、木材で組まれた骨組み(根太・大引き)があります。これらが長年の湿気や荷重で劣化・変形し、強度が落ちていると床が沈みます。
3. シロアリや腐朽菌の被害
特に湿気がこもりやすい床下では、木材が腐っていたり、シロアリの被害を受けていたりするケースも。見た目は無事でも、中がスカスカということも珍しくありません。
4. 断熱材の落下やズレ
断熱材が古くなって落下していると、床がたわむ感触になることも。冬場の底冷えの原因にもなります。

放置するとどうなる?そのリスクとは
「床がちょっと沈むくらいだから…」と見て見ぬふりをしていると、以下のようなリスクがあります。
- ・転倒・つまずきの原因に
- ・シロアリ被害の拡大
- ・床下のカビや腐朽菌で空気環境が悪化
- ・家全体の構造に影響が及ぶ可能性も
早期に点検・修繕すれば、小規模なリフォームで済むこともあります。
床のふわふわを解消するリフォーム方法
状況に応じて、以下のようなリフォームが可能です。
▶ フローリングの張り替え
床表面だけのリフォーム。根太が健全であればこれだけでも改善しますが、下地が劣化している場合は不十分。
▶ 下地補強+床材交換
床板をはがして、劣化した根太や大引きを交換・補強します。床下構造をリセットするイメージです。
▶ 床下の湿気・シロアリ対策
必要に応じて、防湿シートや調湿材、シロアリ予防剤を併用することで長持ちする床下環境を整えます。
▶ 断熱材の入れ替え
足元の冷えが気になる方は、断熱材を新しくすることで快適性が大きくアップします。
リフォーム費用の目安(宇治市・城陽市の相場・2025年版)
リフォーム内容 | 費用の目安(6帖程度) |
---|---|
フローリング張り替え(表層のみ) | 約12〜20万円 |
下地補強+フローリング張替え | 約20〜35万円 |
床下防湿処理・防蟻工事込み | 約35〜60万円 |
断熱材追加+構造補強の全面改修 | 約50〜80万円 |
※築30年以上の木造住宅を想定。
※床下の劣化状況によっては、大引きや床束の補修・交換が必要になり、追加費用が発生する場合があります。
🔍 補足:よくある追加工事例
- ・根太が完全に折れていた → 全面交換で+5〜10万円
- ・床下の湿気が多い → 調湿材+換気口の追加で+10万円前後
- ・床束が沈下していた → ジャッキアップ+調整で+3〜5万円
このように、床のふわふわは「床材」だけでなく「構造体」「床下環境」の問題が複合していることが多いため、現地調査を前提にした見積もりが大切です。
宇治市・城陽市で使える補助金はある?
宇治市や城陽市では、次のような条件でリフォーム補助金が使える場合があります。
- ・耐震性の向上を含むリフォーム
- ・高齢者の住環境改善(バリアフリー化)
- ・断熱性能向上など、省エネ改修を含む工事
補助金は年度ごとに内容が変わることもありますので、まずは事前相談がおすすめです。

まとめ|床のふわふわは早めに点検・対処を
- 「床がふわふわする」=下地の老朽化・構造劣化のサイン
- 放置せず、専門家に床下をチェックしてもらいましょう
- リフォームは見えない部分こそ大切。安心・安全な住まいにする第一歩です
ご相談はスタッツリビングカンパニーへ
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