中古住宅リフォームでシロアリは大丈夫?買う前・工事前に知っておきたいこと

中古住宅を見始めると、
多くの方が一度はこんな不安を感じます。
・シロアリ被害があったらどうしよう
・見た目では分からないって聞くけど大丈夫?
・リフォーム前にチェックできるの?
新築と違い、中古住宅は
これまでどんな使われ方をしてきたか分からない分、
シロアリの不安が頭をよぎりやすいのも自然なことです。
結論から言うと、
シロアリ=即アウトではありません。
ただし、知らずに進めるのはリスクが高いのも事実です。
目次
「シロアリがいる家」と「リフォームできない家」は別

まず押さえておきたいのが、
シロアリ被害がある=リフォーム不可、ではないという点です。
実際には、
・すでに被害はあるが、構造への影響は軽微
・過去に被害があったが、きちんと処理されている
・予防処理がされておらず、将来のリスクがある
など、状態はさまざまです。
大切なのは、
今どういう状態なのかを把握したうえで判断することです。
中古住宅でシロアリ被害が出やすいポイント
中古住宅で、特に注意したい場所があります。
・床下の湿気が多い
・水回り(浴室・洗面・キッチン)周辺
・昔の在来浴室(タイル張り)
・庭やウッドデッキが建物に近い
これらは、
シロアリが好みやすい環境がそろいやすい場所です。
逆に言えば、
こうしたポイントを重点的に確認できれば、
リスクはかなり見えやすくなります。
見た目だけでは、シロアリは分かりません

シロアリで怖いのは、
表からは分かりにくいという点です。
・床がフワフワする
・建具が歪んでいる
こうした症状が出る頃には、
内部で被害が進んでいるケースもあります。
そのため、
・室内がきれい
・リフォーム済み
・築年数が浅め
であっても、
安心とは言い切れません。
リフォーム前にできるシロアリチェックとは?
中古住宅+リフォームの場合、
おすすめなのは 工事前に床下を確認することです。
具体的には、
・床下点検口からの目視確認
・被害跡・蟻道(ぎどう)の有無
・木部の状態
・湿気・通風状況
これを行うことで、
・予防処理で十分なのか
・駆除・補修が必要なのか
・構造への影響があるのか
を整理できます。
リフォームと同時に確認できるのは、
中古住宅ならではのメリットでもあります。
シロアリ対策は「後から」より「同時」が現実的

リフォーム後にシロアリ対策をしようとすると、
・床をはがす必要が出る
・工事が二度手間になる
・費用が余計にかかる
といったことが起こりやすくなります。
一方、
リフォーム工事と同時に行えば、
・点検がしやすい
・必要な範囲だけ処理できる
・将来の安心につながる
というメリットがあります。
不安があるなら、工事前に一度確認する
これだけで後悔はかなり減らせます。
「シロアリ対策済み住宅」でも油断しない
中古住宅の中には、
・シロアリ対策済み
・防蟻処理済み
と記載されている物件もあります。
ただし重要なのは、
・いつ処理したのか
・どこまで処理されているのか
です。
防蟻処理には有効期限があり、
数年で効果が薄れるものがほとんどです。
過去に対策されていても、
現状確認はしておいた方が安心です。
宇治市・城陽市周辺で多い相談傾向
宇治市・城陽市周辺では、
・築20〜40年の木造住宅
・床下が土のままの家
・湿気がこもりやすい立地
についての相談が比較的多く見られます。
このエリアは、
・夏の湿度が高い
・川や緑が近い住宅地も多い
といった特徴があるため、
シロアリ対策は「心配しすぎ」ではありません。
早めに確認しておくことで、
不要な不安を減らせるケースも多いです。
まとめ|シロアリは「知らないまま進めない」ことが大切
大切なのは、
・今の状態を知る
・必要な対策だけを行う
・リフォームと一緒に整理する
この流れを踏むことです。
宇治市・城陽市周辺で、
リフォームやリノベーションを考え始めたばかりの方へ
まだ具体的な計画がなくても、
・中古+リノベが合うのか
・今は何もしない方がいいのか
・将来を見据えて何を優先すべきか
といった整理からお手伝いしています。
気になることがあれば、
まずは気軽にご相談ください。
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