【階段がつらい家をリノベで快適に】無理せず暮らせる住まいのつくり方

宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。
年齢を重ねるにつれ、「階段の上り下りがしんどい」「2階を使わなくなってしまった」――そんな声をよく聞きます。
今回は、階段のある住まいを“リノベーションで無理なく暮らせる家に変える方法”について、具体的にご紹介します。
目次
階段がつらいと感じる理由とは
加齢による体力・筋力の変化
年齢とともに脚力が衰えると、段差の昇降が負担になります。特に、段差が高い昔ながらの階段では、上り下りが億劫になることも。
勾配が急で踏面が狭い階段
築30年以上の住宅では、現在の基準よりも急な階段が多く見られます。
踏面(足を乗せる部分)が狭く、上り下りの際に足裏が安定しづらいため、転倒リスクも高くなります。
生活動線が2階中心になっている
寝室や洗濯スペースが2階にある場合、毎日の移動が負担になります。
「2階に行くのが面倒で、結局1階で過ごす時間が増えた」という方も少なくありません。

リノベーションでできる“階段のつらさ”対策
1. 階段の傾斜をゆるやかにする
階段自体を架け替えて、踏面を広く・勾配をゆるくする方法です。
スペースに余裕があれば、1〜2段増やして高さを分散するだけでも体への負担が軽減されます。
また、手すりを両側につけることで安心感もアップします。
2. 階段の位置を変える・回り階段にする
リノベーションでは、階段の位置変更も可能です。
玄関近くやリビングの一角に配置することで、移動距離を短縮し、生活動線がシンプルになります。
また、直線階段を「回り階段」や「折り返し階段」に変更すると、視覚的にもゆとりが生まれ、安全性も向上します。
3. 1階中心の生活にリノベーションする
「2階を使うことが減った」という方は、思い切って1階に生活を集約するリノベーションもおすすめです。
1階に寝室をつくる、洗濯・収納を1階で完結させるなど、生活のすべてがワンフロアで完結する間取りに変えることで、階段を使う頻度が大幅に減ります。
4. 階段に昇降機を設置する
物理的な上り下りが難しい場合には、**階段昇降機(いす式リフト)**の設置も検討できます。
スペースさえ確保できれば既存の階段にも取り付け可能で、費用はおおよそ50〜100万円程度。
介護保険の住宅改修補助が利用できるケースもあります。
生活の“安全”と“安心”を高めるポイント
・手すりの位置と高さを体に合わせる
・階段照明を足元中心に配置し、夜でも明るく
・すべりにくい床材を使用する(木目調ノンスリップタイプなど)
・踊り場スペースを確保して転倒時のリスクを軽減
これらの工夫を組み合わせることで、階段まわりがより安全で快適になります。
将来を見据えた「段差のない暮らし」へ
階段リノベーションは、単に“上りやすくする”だけではありません。
「将来もこの家で安心して暮らせるようにする」ための一歩です。
1階中心の生活や、バリアフリー化を見据えた間取り改善を行うことで、家そのものの価値も高まります。
狭いスペースでも工夫次第で快適さを取り戻せます。階段に負担を感じたら、早めに専門家へ相談することが大切です。
おわりに
スタッツリビングカンパニーでは、現場を熟知した大工棟梁社長が、
階段リノベーションや1階生活への動線改善など、実際の使い勝手を考えたご提案を行っています。
「そろそろ2階がしんどくなってきた…」
「1階だけで暮らせるようにしたい」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
無理なく、これからの暮らしに合った住まい方を一緒に考えていきましょう。
📩ご相談はこちらからどうぞ
 
		
