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宇治市の中古住宅リノベーション費用|リアルな相場と後悔しないための注意点

リフォーム・リノベーションの相談は宇治市工務店スタッツリビングカンパニー

宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、注文住宅やリノベーション・リフォームを手掛ける工務店スタッツリビングカンパニーです。

中古住宅を購入してリノベーションする人が増えている今、
最も多いご相談のひとつが 「リノベ費用はいくらかかるのか」 という質問です。

しかしリノベ費用は、
・建物の状態
・工事範囲
・築年数
・構造
によって大きく変わるため、ネットで見かける「○○万円〜」という数字だけでは判断できません。

この記事では、宇治市で実際に多い中古戸建・中古マンションのリノベ費用を、プロ目線でわかりやすく解説します。
さらに、費用が上がりやすいポイントや注意点もまとめています。

1|宇治市で中古住宅リノベにかかる費用相場

宇治市は築20〜40年の物件が多く、建物の状態によって費用が大きく変動します。
まずは大まかな費用帯を見ていきましょう。

■ 中古“戸建”リノベーションの費用相場

工事規模費用の目安
部分リノベ(キッチン/洗面/内装など)150〜400万円
1階中心のリノベ400〜800万円
フルリノベ(耐震・断熱含む)1,000〜2,000万円以上
建て替えと迷うライン1,500〜2,500万円

宇治市は湿気の多い盆地という特性から、
床下の劣化/断熱不足/基礎の老朽化 が見つかることがよくあります。

そのため、見た目を整えるだけのリフォームよりも、
「性能を底上げするリノベ」を選ぶ方が増えています。

■ 中古“マンション”リノベーションの費用相場

工事規模費用の目安
水回り交換+内装250〜500万円
部分的な間取り変更400〜700万円
スケルトンリノベ700〜1,000万円前後

マンションは戸建より劣化の幅が小さく、
費用が読みやすい傾向があります。

「中古マンション+リノベで、自分たちに合う間取りにしたい」
という相談も増えています。


2|費用が上がりやすい“見えない部分”とは?

中古住宅で費用差が最も出るのは 見えない部分の劣化 です。

システムキッチン リフォーム 宇治市の工務店スタッツリビングカンパニー

① 給排水の交換(20〜40万円)

築30年以上の家は、配管が鉄管や古い樹脂の場合があり、
漏水リスクが高い ため交換が必要です。

② 断熱工事(50〜200万円)

宇治市は冬寒く夏暑いエリア。
築古の家は断熱材がほとんど入っていないケースも。

・壁の断熱
・床下断熱
・窓の交換
などで費用が変わります。

③ 耐震補強(50〜200万円以上)

1981年・2000年の法改正前に建てられた住宅は、
耐震性が不足している可能性が高く、補強が必要なことも。

宇治市は地盤が安定しているエリアもありますが、
築年数が古い家は要チェックです

④ シロアリ・腐食・雨漏り(状況により10〜100万円以上)

床下や天井裏を開けてみるまでわからない部分。
ここで劣化が見つかると、追加費用が発生しやすいです。


3|中古購入+リノベで予算を失敗しやすい理由

リフォーム 宇治市 工務店

宇治市で多い失敗として、次の3つが挙げられます。

① 物件価格に予算を寄せすぎる

「物件が気に入ったから」と言って、
リノベ費用が捻出できなくなるケースが多いです。

中古×リノベでは、
物件:リノベ:諸費用 = 5:4:1 の配分が理想。

② “リフォーム済み物件”に注意

表面がきれいでも、
・断熱
・構造
・給排水
など重要な部分がそのままのケースが多い。

結果的に
「購入後の工事が高くつく」
という失敗が起きます。

③ 見積に含まれていない工事がある

見積書の見かたを知らないと、
必要な工事が抜けていて後から追加費用になることも。

「養生費」「解体」「下地補修」など、
素人では判断しにくい項目は特に注意です。


4|費用を抑えつつ満足度を上げる“賢いリノベ術”

① 水回りはなるべく動かさない

キッチン・お風呂・トイレを移動させると費用が跳ね上がります。
位置を大きく変えないだけで数十万円単位で変動します。

② 壁を抜く位置を工務店と相談する

構造壁を抜くと補強費が必要。
「LDKを広くしたい場合は、抜ける壁かどうか」を最初に確認。

③ 動線改善は最もコスパがいい

たとえば
・洗濯動線
・収納動線
・玄関〜LDKの動線
は、少しの工事で暮らしが大きく変わります。


5|宇治市で中古住宅リノベに向いている家・向かない家

■ 向いている家

・構造の傷みが少ない
・水害リスクが低い
・増築歴が少なくシンプルな構造
・30〜40坪前後の一般的な戸建

■ 向かない家

・大規模な雨漏り歴
・違法増築が複数
・基礎の劣化が激しい
・床下の湿気が強すぎる
→ 建て替えを検討するケースもあります。


まとめ|中古リノベは“見えない部分”を理解することが成功の鍵

中古住宅リノベは、
表面だけでは判断できない部分が多い からこそ、
建物の状態をしっかり見極めて進めることが大切です。

費用を抑えるポイントを知り、予算配分を整え、
施工に強い工務店と進めることで、無理のないリノベが叶います。


スタッツリビングカンパニーでは、
中古住宅のリノベーションを一貫してサポートしています。

「この家はリノベに向いている?」
「予算の組み方がわからない」

どんな段階でもお気軽にご相談ください。

▶ 中古住宅×リノベの無料相談はこちら

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